現役ライターの誤字脱字チェック方法を紹介!7つのツールでミス激減
こんにちは、フリーライターのモミジ丸です。
今回は、現役ライターの私が実践する「誤字脱字チェック方法」と実際に使用している7つのツールを紹介します。
Webライター活動直後の私の悩みは、「誤字脱字」でした。ときには、クライアントから何十箇所の修正があることも…。
「自分にライターは向いていない」と感じることもありました。そんな私の試行錯誤から生み出した誤字脱字チェック方法を紹介します。
本記事は、以下のような方に向けて執筆しています。
誤字脱字をなくしたい!
文章力を向上させたい!
副業でWebライターを始めたい!
初心者Webライターやビジネス文書を作成する機会の多い方で、誤字脱字・文法エラーなどに悩まされている方はいないでしょうか。誤字脱字を減らすには、誤字脱字チェックツールを活用することが早道です。
本記事では、私が実践する誤字脱字チェック方法と、実際に使用しているツールを紹介します。
Webライターにおける誤字脱字チェックツールの必要性
これから副業やフリーランスのWebライターとして活動したい方に、ぜひ知っておいてほしいのは、誤字脱字チェックツールの必要性です。
誤字脱字は「気をつければ間違えないだろう」「チェック不足なのではないか」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、自分で執筆した記事は思い込みもあるため、間違いに気づかないこともあります。すると、Webライターとして誤字脱字チェックが不十分なまま納品すると、次回の依頼につながりません。
そのため、誤字脱字チェックツールにより記事の精度を高めることは、継続案件を獲得するのにも役立つでしょう。また、ツールを使って短時間でチェックするのも、仕事を効率化するうえでは重要なポイントになります。
文章校正ツール 5選
それでは、私が2022年6月時点で実際に利用している文章校正ツールは、以下の5種類です。
・文賢
・Just Right!
・Googleドキュメント
・MS Word
・Enno.jp
それぞれの特徴と使用感について紹介します。
文賢(おすすめ度:★★★★)
これからWebライターを始めようという方におすすめは、文章校正ツール「文賢」です。文賢は、文法エラーや文末表現の連続を指摘してくれるため、読みやすい文章の執筆をサポートしてくれます。
ただし、誤字脱字の判定が甘いため、文賢だけでは誤字脱字をなくせませんので、他のツールとの併用がおすすめです。
初心者Webライターにすすめる理由は、「文章表現」も提示してくれるため、表現方法の勉強になるからです。
文賢を利用するためには、以下の費用がかかります。
・初期費用 11,880円(税込)
・更新費用 毎月2,178円(税込)
初期費用がかかるものの月額2,178円で利用できるため、私は個人的に満足しています。実際に、文賢のおかげで副業を始めた直後から1円以上の文字単価を獲得できるようになりました。文章力にお悩みの方はぜひ利用してみてください。
おすすめポイント
・文末表現が3連続以上
私が文賢で重宝している機能は、文末表現が3連続以上同じになる場合に指摘してくれることです。何度も同じ文末表現を避けるだけでも、幼稚な印象を払拭できるでしょう。
・主語と述語の関係性
述語と主語の関係がわかりにくい文章も指摘されるため、よりわかりやすい文章に書き直すのにも役立ちます。
・読み上げ機能
文賢は、文章読み上げ機能がついているのも特徴で、読み上げ速度は0.5〜2.5倍までの設定が可能です。
私の体験談
文賢を使い続けるうちに指摘される頻度が減り、文章力の向上が自分でも感じられました。今では、仕事をするうえでの必需品です。
文賢は、副業・フリーランスでWebライターを目指す方に、心強い味方となってくれるでしょう。ぜひ公式サイトから機能などを確認してみてください。
Just Right!(おすすめ度:★★★★★)
Just Right!は高性能な文章校正支援ツールとして知られ、文章を扱うプロご用達のソフトです。フリーランスのWebライターを目指す方は、ぜひ購入をおすすめします。
私がJust Right!で重宝している機能は、「表記ゆれチェック」です。
私は1万文字を超える記事の案件も多く、文字数が増えるほどに「表記ゆれ」でミスをしやすいためです。
例えば、「~のとき」「~の時」のように、何気なく書いていると混在してしまうことがあります。このような表記ゆれをチェックできるのはJust Right!の魅力です。
また、誤字脱字・不適切な表現方法も細かく指摘してくれます。精度の高さは、プロご用達であることからもわかるように、他のツールよりずば抜けています。細かな部分まで指摘してくれるため、高品質な記事作成に役立つでしょう。
Just Right!は、買い切りのソフトなので一度購入すると、長い間ライターを支えてくれるのも嬉しいポイントです。
Just Right!6 Proの定価は51,700円です。
高いと感じるかもしれませんが、長い期間利用することを考えると決して高い金額ではないでしょう。本気でライターを目指す方は、購入することをおすすめします。
待望のJust Right!7 Proの発売が決定しました。発売日は、2022年8月18日(木)です。最新シリーズが欲しい方は、今しばらくお待ちください。
Googleドキュメント(おすすめ度:★★★)
Googleアカウントをお持ちであれば、Googleドキュメントが無料で利用できます。Googleドキュメントでの納品を望むクライアントもいるため、Webライターにとっては馴染みのあるソフトでしょう
Googleドキュメントの機能にある「スペルと文法のチェック」を押すことで文章校正ができます。特徴は、改善案を示してくれるだけではなく、「承諾」ボタンを押すことで改善案に修正してくれることです。
文章のミスをクリックしていくだけで修正されるため、短時間で校正できるメリットがあります。
MS Word(おすすめ度:★★)
Microsoft 365を購入している方は、MS Wordのエディター機能である「文章校正チェック」を利用できます。精度は決して高くありませんが、誤字脱字を見つけられることもあるため、念のための確認に使うと良いでしょう。
MS Wordの文章構成チェックは、以下のミスを判別できます。
・スペルチェック
・文法エラー
・表記ゆれ
・誤字脱字
ちなみに、Microsoft 365のメリットは、1TBのOneDrive クラウドストレージを利用できることです。1アカウントで5台の端末を同時接続できるため、タブレット・スマホ・パソコンでデータ共有ができます。
Microsoft 365公式サイトはこちら
Enno.jp(おすすめ度:★★★)
上記の4つのツールで確認することで、ほとんどの誤字脱字・文章表現をチェックできますが、より精度をあげるためにEnno.jpも利用しています。
冗長表現などを指摘してくれるため、簡潔で読みやすい文章に仕上がります。
Enno.jpの良いところは、高性能なのに無料で利用できることです。しかも、動作もサクサクと軽く、ログインや登録不要です。文章を入力してチェックボタンを押すだけで解析が完了します。操作も簡単にできるので、使ったことがない方は一度使ってみると良いでしょう。
私のチェックツール活用手順
ここからは、紹介したツールを使った私の誤字脱字チェック方法を紹介します。
基本的に、以下の順番で5つのツールを使い誤字脱字をチェックします。
1.Googleドキュメントで原稿を作成しチェックツールで確認する
2.文賢で文法チェックする
3.Just Right!で誤字脱字・表記ゆれがないかをチェックする
4.MS Wordで誤字脱字がないかをチェックする
5.Enno.jpで冗長表現がないかをチェックする
なぜ複数のツールを使うかというと、問題個所を効率よく発見できるためです。ここまでくると、誤字脱字はほとんど修正できているはずです。
私は、ここからさらに、文章重複チェック・音声アプリで最終的な確認をします。
6.文章重複チェック「CCD」
類似度判定・一致率判定ともに「良好」になるかを確認しています。
コピペをしたつもりがなくても、「類似度判定」「一致率判定」の評価が悪いとコピペを疑われるためです。そのため、案件の詳細に文章重複チェックの記載がなくても、確認してから納品することをおすすめします。
7.読み上げアプリ
私は仕上げとして、最後に読み上げアプリを利用して原稿を音声化しています。文章を耳でも確認することで、文章の間違いや違和感に気づけるためです。
誤字脱字をなくすコツは複数の文章校正ツールを組み合わせること
私は誤字脱字を1文字でもなくすために、7つのツールを組み合わせています。しかし、もともと誤字脱字が少ないライターにとっては、これほどのツールを使う必要もないかもしれません。
まずは、複数のツールを使ってみて、修正の必要な判定があるツールをチェック方法に組み入れるのが良いでしょう。
紹介した7つのツールの中から、私が初心者Webライターのスキルアップに役立つと思うのは、「文賢」「Just Right!」です。これら誤字脱字チェックツールを活用して、高単価の案件獲得を目指してください。
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