フレッツ光のIPv6への申し込み方法を解説!【図解付き】
こんにちは、モミジ丸です。
「フレッツ光の通信速度は、夜になると遅くて困る」という方はいませんか。解決方法は、IPv6に対応させることです。
介護福祉士として介護に10年!在宅ワーカーにあこがれ一念発起し、いまではWebライターと活動している現役フリーランスです。
光回線にフレッツ光を利用して7年目、私の経験をもとにフレッツ光ユーザーが役立つ情報を紹介していきます。
「フレッツ光が遅い」と感じた場合は、IPv6に対応しているかどうかを確認しましょう。
私は長い間、フレッツ光が夜になると不安定になると感じていました。その原因は、ルーターやパソコンと思い込んでいましたが、本当の原因はIPv6に対応できていないことでした。
本記事では、みなさんが快適にネットを楽しめるよう、フレッツ光のIPv6の申し込み方法を紹介します。
ちなみに、私の場合は、IPv6に対応することで混雑時の通信速度が2.2Mpbsから400Mbpsへ改善できました。
IPv6とは
IPv6とは、次世代通信プロトコルのことです。
IPv6の特徴は、IPv4と比較すると回線の混雑時でも快適な通信ができることです。
フレッツ光が夜になると遅くなる原因に、IPv6非対応があげられます。理由は、夜になるとネット利用者が増えるため、回線が混雑し通信速度が大きく低下してしまうためです。
フレッツ光のIPv6は無料オプションですが、別途申し込みが必要です。せっかくの無料オプションを有効に活用しましょう。
IPv6に対応するまでの手順
IPv6に対応するための手順は以下のとおりです。
1.IPv6対応・非対応を確認する
2.申し込みに必要なものを準備する
3.フレッツ光のIPv6へ申し込む
4.プロバイダーをIPv6に対応
以下よりそれぞれの手順を詳しく解説します。
IPv6に対応・非対応の確認
お使いのフレッツ光がIPv6に対応・非対応がわからない場合は、以下の方法で確認しましょう。
IPv4/IPv6判別サイトにアクセス
IPv6に対応・非対応を確認するために、以下の判別サイトにアクセスします。
IPv6アドレスが表示されるかチェック
判別サイトにアクセスすると、IPv4アドレスとIPv6アドレスが表示されます。IPv6アドレスが表示されているかどうかで、IPv6に対応しているかがわかります。
IPv6対応:IPv6アドレスが表示される
IPv6非対応:IPv6アドレスが表示されない
もし、IPv6対応済みの場合、フレッツ光が遅いと感じるのは、他の原因によるものでしょう。
IPv6アドレスが非表示の方は、対応させることで通信速度が向上する可能性があります。
IPv6の申し込みに必要なもの
フレッツ光のIPv6に申し込むには、以下の2つが必要です。
・お客様ID
・アクセスキー
上記の2つは、フレッツ光申込時に届いた紙に記載されていますので確認してください。紙を紛失した場合は、公式サイトより再度発送を依頼しましょう。
フレッツ光のIPv6の申し込み方法
準備ができたらフレッツ光のIPv6に申し込みましょう。全部で8つの手順があります。
1.ログイン画面
2.契約サービスの確認・変更画面
3.サービス一覧画面
4.お客様IDとアクセスキーを入力
5.ご契約情報の詳細確認画面
6.フレッツ・v6オプションサービス概要画面
7.申込者情報入力画面
8 .入力確認画面
フレッツ・v6オプションを有効にすることが目的です。
1.ログイン画面
NTT-West(フレッツ光西日本の場合)へログインすると左の画面が出てきます。【契約サービスの確認・変更】アイコンをクリックします。
2.契約サービスの確認・変更画面
現在、契約中のフレッツアクセスサービスが出てきます。
その下にある「ご利用中のフレッツオプションサービス」の【セキュリティやサポートサービス、その他のサービス】をクリックします。
3.サービス一覧画面
【フレッツ・v6オプション】を確認します。
左側のアイコンが未契約の場合は、新規お申込みをクリックしてサービスの申し込みをします。
4.お客様IDとアクセスキーを入力
申し込み画面でお客様IDとアクセスキーを入力します。
5.ご契約情報の詳細確認画面
詳細確認画面にフレッツ・v6オプション項目がありますので、【詳細・申込・変更】をクリックします。
6.フレッツ・v6オプションサービス概要画面
サービス概要欄より基本契約項目の【基本契約申し込み】をクリックします。
7.申込者情報入力画面
名前と電話番号、メルアドを入力します。
「工事完了通知を希望しますか?」を「希望する」にすると、利用できる状態になるとメールが届きます。
※私の場合は、申し込みから30分程度でメールが届きました。
【追加ネーム】については有料オプションとなりますので、今回は【0】を選択しましょう。
8 .入力確認画面
入力確認画面で、間違いがないか確認して申込をします。これにて、フレッツv6オプションの設定は完了です。※v6オプションを利用できるのは、申し込みから30分~1時間程度かかります。
プロバイダーをIPv6対応・IPoE対応にする
契約しているプロバイダーのプランも、IPv6・IPoEに対応しているか確認しましょう。
私のプロバイダーはbb.exciteですが、非対応のプランであったためIPoE接続プランに乗り換えました。
私はbb.exciteを利用しており、IPoE接続プランに乗り換えることでIPv6に対応することです。乗り換えた方法は以下の記事で詳しく解説しています。
<参考>BB.excite IPoE接続プランの申し込みから注意点まで!
IPv6申し込み前後の通信速度を実測
「IPv6の対応・非対応では、通信速度って変わるの?」と半信半疑な方がいるかもしれません。
そのような方は、IPv6対応前後の通信速度を実測しましたので確認してください。
左が対策前、右が対策後の実測値です。
約180倍!回線速度を改善
実測値は、どちらも21時頃に測定しています。
対策前のIPv4では2.2Mbpsでしたが、IPv6に対応後は400Mbpsと約180倍のスピード改善に成功しています。
特定の時間で通信速度が大きく落ち込む原因は、IPv6に非対応であることが考えれます。本記事を参考に快適なネット環境を目指してください♪
以前は、動画のカクツキや接続が不安定なことに悩まされていました。
対策後は、そのようなことがなくなり快適に利用できています。
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